大会長挨拶

日本医療情報学連合大会の札幌開催にあたって

第42回日本医療情報学連合大会
大会長 小笠原克彦
(北海道大学大学院保健科学研究院 教授)

第42回医療情報学連合大会を札幌コンベンションセンター(札幌市)で開催させていただきます。札幌での開催は、第26回医療情報学連合大会以来、実に16年ぶりであり、札幌の地で皆様と医療情報学を語ることができることをとても楽しみにしております。来年2022年11月には、この新型コロナウィルス感染症の感染状況がどのようになっているかわかりませんが、多くの皆様に現地で参加していただきたくように準備を進めるとともに、Webも組み合わせたハイブリッド開催を計画しております。

今回の学術大会のテーマは、「社会基盤としての医療情報の役割」です。この数年、AI(人工知能)やDX(デジタル・トランスフォーメーション)がクローズアップされております。そのような中、この新型コロナウィルス感染症により、これらの情報技術の利用が一機に拡大し、AIやDXが特別なことではなく、もはや社会基盤の一つとなりました。また、多くの関係者が関わっている病院情報システムや各種の医療情報システムも医療に限らず、さまざまな形で生活の中に溶けこみ始めております。今はまさに医療情報が社会基盤となる中で、新型コロナウィルス感染症の後の社会基盤を見据え、今一度、その役割を根底から考えてみたいとの思いからこのテーマとさせていただきました。第42回医療情報学連合大会においては、将来の医療情報が今以上に社会の基盤となるよう、皆様の素晴らしい研究や実践の成果を広くご発表いただき、多くの皆様と議論と共有できればと考えております。

実行委員会、プログラム委員会を始めとして大会関係者が総力を挙げ、微力ながら、遅滞ないよう準備を進めております。是非多くの皆様に札幌にお越しいただけますことを願い、挨拶に代えさせていただきます。

2021年(令和3年)11月吉日