チュートリアルのご案内

  • チュートリアルA-1~7は学術大会参加が必須となります。参加登録をした上で各チュートリアルに参加申込ください。
  • 医療情報技師ポイント付与ご希望の方は、各チュートリアルの事前参加申込をしてください。

チュートリアルA-1

開催日時 2022年11月17日(木)13時00分~15時00分 ※受付開始12時30分
開催会場 D会場(札幌コンベンションセンター1階・中ホールB)
オーガナイザー 竹之内 喜代輝
主催団体 
(オーガナイザー所属)
SS-MIX普及推進コンソーシアム
テーマ SS-MIX2初級編
座長 竹之内 喜代輝(SS-MIX 普及推進コンソーシアム)
演者 城崎 俊典(公立森町病院)
大江 修平(アレイ株式会社)
木村 通男(浜松医科大学)
参加申込方法 事前登録
事前参加申込URL http://www.ss-mix.org/cons/info_top.html
参加費 無料
医療情報技師ポイント 有(1ポイント)
概要 SS-MIX2は、その基盤となった「静岡県版電子カルテ」が平成18年に開始されてから、今年で16年目にあたります。
今年3月に実施した調査によれば、SS-MIX2ストレージにデータが出力されている病院は1,093施設、診療所は275施設、薬局は296施設、介護施設・その他は46施設で、合計1,706施設でした。 SS-MIX2 ストレージの普及は急速に進んでおり、そのデータを利活用することが急務となっていると考えられます。
今回のチュートリアルでは、今年の調査結果の概要をご説明し、SS-MIX2の技術的な基礎について解説します。更に、SS-MIX2のFHIRへの活用、医療施設での利活用の実際等についてのご発表をお願いすることと致しました。

1. 「SS-MIX2 初級編」
 城崎 俊典 先生 (公立森町病院)
2. 「FHIRとnetPDIで広がるSS-MIX2」
 大江 修平 先生 (アレイ株式会社)
3. 「浜松医大の災害バックアップストレージTB5」
 木村 通男 先生 (浜松医科大学)

チュートリアルA-2

開催日時 2022年11月17日(木)13時00分~15時00分 ※受付開始12時30分
開催会場 G会場(札幌コンベンションセンター2階・204会議室)
オーガナイザー 小林 慎治
主催団体 
(オーガナイザー所属)
日本openEHR協会
テーマ openEHR/ISO13606入門
座長 小林 慎治(特定非営利活動法人日本openEHR協会)
演者 小林 慎治(特定非営利活動法人日本openEHR協会)
木村 映善(愛媛大学、特定非営利活動法人日本openEHR協会)
参加申込方法 事前登録
事前参加申込URL https://openehr.connpass.com/
参加費 無料
医療情報技師ポイント
概要 ISO 13606規格とその開発母体であるopenEHR仕様は高い柔軟性を持ち、豊富な臨床概念モデルを提示しデータの標準化を推進している。
このチュートリアルでは、まず、HL7 FHIRやCDAにも影響を与えたopenEHRの概念モデル設計について解説する。次にその実装事例としてCOVID-19関連の概念モデルについて紹介する。最期に、モデル駆動型開発の実例として、openEHRの実装について解説を行う。

チュートリアルA-3

開催日時 2022年11月17日(木)13時00分~15時00分 ※受付開始12時30分
開催会場 H会場(札幌コンベンションセンター2階・206会議室)
オーガナイザー 森口 修逸
主催団体 
(オーガナイザー所属)
一般社団法人PHR協会
テーマ PHR連携を活用した保健医療介護連携の実現への提案
座長 鈴木 淳夫((一財)医療情報システム開発センター)
安藤 裕(埼玉メディカルセンター)
演者 岡本 悦司(PHR協会代表理事/福知山公立大学)
前田 正信(PHR協会理事/人間環境大学)
細羽 実(PHR協会監事/京都医療科学大学)
永野 千景(産業医科大学)
森口 修逸(PHR協会理事/株式会社エム・ピー・オー)
参加申込方法 事前登録
事前参加申込URL https://www.world-meeting.co.jp/phr2022/moushikomisho.html
参加費 無料
医療情報技師ポイント 有(1ポイント)
概要 個人健康情報のデジタル化とネットワーク化により、各機関間の情報交換が実現してきた。保健医療介護連携(地域医療連携や産業保健連携・介護連携等)での、健康や生き甲斐への考え方などを個人の責任で表明し、それに沿った保健医療介護者の支援を平等に受けるには、デジタル化した個人健康情報(PHR)を介した連携が効果的かつ有用である。  保健医療介護等の施設間のデジタル連携が求められている。具体的には、地域医療連携(診療所から中核病院・大学病院を結ぶ)、産業保健連携(事業所・産業医・健診機関及び主治医を結ぶ)、介護連携(在宅・入所型の介護施設と主治医とを結ぶ)、そして、仮名加工情報・匿名加工化情報を主な対象とした、医学研究連携 等々。一方、その時のその施設で得た健康情報以外の情報獲得は本年4月より厳格化の方向に改訂・施行された、個人情報保護法により、同意等に係る煩雑な手続きが必要となる。(参考論文:https://doi.org/10.34354/ohpfrev.35.1_42)
この手続きを簡略化するために、本人の意思による本人のPHRの提供が、これら連携の実現のために極めて有効である。 これら、多機関・多職種連携の事例として、先天性心疾患小児期の就学支援,成人期の就労支援,出産子育て支援などPHRによる多職種・長期間の連携を具体的に検討する。また、PHRの一部として、マイナポータルに格納・拡大されている、医療機関(医科・歯科)、調剤レセプト、特定健診結果などの医療データ、調剤薬局におけるQ/Rコードとのような既存のデータの活用が有用である。さらに、産業保健と医療・介護という、個人健康情報の利用目的が異なる施設に、本人により管理されたPHRを介して、本人の意向や個人健康情報等を適切に伝えること、さらには、職種等に応じたアクセス制御で、本人と関連する機関間の連携が実現可能となる。

本チュートリアルの分担は、下記。
a. マイナポータルを活用したmyPHRの構築(岡本)
b. 先天性心疾患患者の診療・就学・就労支援におけるPHRの役割(前田)
c. PHRによる地域医療連携・産業保健連携のための標準的枠組みの検討(細羽)
d. 産業保健におけるPHR保護と利活用(永野)
e.保健医療介護連携のための個人情報保護と情報ネットワークの機能
f. ラウンドテーブル 「PHRを活用した連携実現への提案」(森口)(座長 安藤・鈴木)

チュートリアルA-4

開催日時 2022年11月17日(木)13時30分~15時00分 ※受付開始13時00分
開催会場 C会場(札幌コンベンションセンター1階・中ホールA)
オーガナイザー 山下 芳範
主催団体 
(オーガナイザー所属)
日本医療情報学会 研修企画員会
テーマ サイバーセキュリティ対応の基礎
座長 山下 芳範(福井大学)
松本 武浩(長崎大学病院医療情報部)
演者 山下 芳範(福井大学)
鳥飼 幸太(群馬大学)
参加申込方法 当日および事前登録
事前参加申込URL https://www.jami-symp.info/jcmi42/
参加費 無料
医療情報技師ポイント 有(1ポイント)
概要 医療機関においてサイバーセキュリティの被害が増大し、早急な対応の強化が求められている。特に本年度からは、バックアップ体制や組織的なセキュリティ対応が求められてきている。
多くの医療機関では、これまで外部との接続がないことが前提であり、サイバー攻撃は無縁と考えていたところも多い。
しかしながら、サイバー攻撃による被害の増大によって、リモート保守などの接続がバックドアとなり、これらの監視が十分でないことや、内部でのセキュリティに対応する確認や体制も十分ではないことが明らかになった。
特に、診療報酬改定の中でも施設基準に対応が盛り込まれていることもあり、現場でのセキュリティ対応のための対応が急務である。
今後は中小の医療機関でも対応が必要となることが予想されることから、基本的な対応でできる方法として、基本的な事項から段階的な対応として低コストで簡便に対応することも重要になっている。
セキュリティ対策としてはシステム更新に合わせて行うことが多いが、サイバー攻撃は日々巧妙になっていることから、すぐにできることへのヒントとなる内容を紹介する。
本セミナーでは、ハンズオンではないが、実戦に近い形で、容易に入手できるソフトウエアを用いることで、即座に病院内で実戦できる方法を操作を含めて紹介をする。
外部のセキュリティ診断という方法は確実であるが、日常的な状況把握の方法をデモンストレーションする。
さらに、実際のセキュリティ対応として、自主的に脆弱性の確認実や対策を践している医療機関での対応内容や方法を紹介し、今後必要となるセキュリティ体制や対応方法を実例から紹介する。
本セミナーでは、自ら始められることでのサイバーセキュリティ対応を実践し、最終的に医療機関のBCP対応にも繋がることについて理解いただき、医療機関としての対応策の参考にしていただくことが狙いである。
備考 技師ポイントが必要な場合は、Webから事前登録が必要

チュートリアルA-5

開催日時 2022年11月17日(木)13時30分~15時00分 ※受付開始13時00分
開催会場 E会場(札幌コンベンションセンター1階・107+108会議室)
オーガナイザー 江本 豊
主催団体 
(オーガナイザー所属)
一般社団法人医療情報標準化推進協議会
テーマ HELICS(医療情報標準化推進協議会)チュートリアル
座長 江本  豊((一社)医療情報標準化推進協議会)
演者 江本  豊((一社)医療情報標準化推進協議会)
佐々木 文夫((一社)医療情報標準化推進協議会)
本田 憲業((一社)日本IHE協会)
窪田 成重((一社)保健医療福祉情報システム工業会)
向井 まさみ((一社)日本IHE協会)
参加申込方法 事前申込不要
URL http://helics.umin.ac.jp/event_20221117pre.html
参加費 無料
医療情報技師ポイント 有(1ポイント)
概要 医療情報標準化推進協議会(HELICS協議会)は、2001年に設立され、標準化活動をしています。その活動は、医療情報システムで扱う患者情報などを電子的に交換するための方法、コードや保存形式について、標準化団体間での一貫性のある活動を実現するために、標準化の方針と内容について協議しています。同時に、利用分野ごとに使用すべき標準規格を推奨し、指針を定め、医療情報標準化レポートを提供しています。HELICS協議会が指針として採択した28の標準規格のなかから、厚生労働省の保健医療情報標準化会議が審査して、厚労省標準規格が定められており、現在26の厚労省標準規格があります。 チュートリアルの第一部ではHELICS協議会活動の概要と、HELICS指針審査について解説します。第二部では既にHELICS指針となっている規格の実装の事例などを説明します。

第一部 HELICS協議会活動の解説
1) HELICS協議会活動の概要  江本 豊(HELICS協議会)
2) HELICS指針審査のポイント 佐々木 文夫(HELICS協議会)

第二部 HELICS指針実用事例
3)データ入力用書式取得・提出に関する仕様(RFD)本田憲業(日本IHE協会)
4)JAHISデータ互換性実証実験 窪田 成重(JAHIS)
5)医療放射線被ばく管理統合プロファイル(REM) 向井まさみ(日本IHE協会)

チュートリアルA-6

開催日時 2022年11月17日(木)15時15分~17時15分 ※受付開始15時00分
開催会場 C会場(札幌コンベンションセンター1階・中ホールA)
オーガナイザー 奥田 保男
主催団体 
(オーガナイザー所属)
日本IHE協会
テーマ ここまで進んだIHE ―IHE UPDATE 2022―
座長 安藤 裕(日本IHE協会)
奥田 保男(日本IHE協会)
演者 安藤 裕(日本IHE協会)
大森 真一(日本IHE協会)
小林 聡(日本IHE協会)
関 昌佳(日本IHE協会)
島西 聡(日本IHE協会)
本田 憲業(日本IHE協会)
山中 誠一(日本IHE協会)
参加申込方法 事前登録
事前参加申込URL https://ihe-j.sakura.ne.jp/event-info/modules/eguide/event.php?eid=85
参加費 無料
医療情報技師ポイント 有(1ポイント)
概要 医療情報システムの守備範囲は拡大し、医療情報システムは複数のメーカが提供し、複数のシステムが稼動するマルチベンダ化が進んでいる。Integrating the Healthcare Enterprise(IHE)は、このような環境で発生する諸問題を解決するために1999年に北米で誕生し、日本では2001年にIHE-Japanが設立され活動している。

IHEは、病院情報システム(HIS)、放射線部門システム(RIS)、医用画像管理システム(PACS)、検査部門システム(LIS)などの医療情報システムの相互運用性(情報の連携・活用)を推進する統合化プロジェクトである。近年では、地域連携システムの実現に役立つ仕組みや、ベッドサイドや手術室などに導入する情報システム、モーバイル端末での医療情報の取扱についても対象範囲が広がっている。

本チュートリアルでは、IHEの概要をやさしく解説した後、IHE統合プロファイル(業務シナリオ)などについて解説する。
今回は、インターネットを介して診療情報を交換する仕組みであるnetPDI、内視鏡領域:消化管検査レポート&病理検査オーダー(Endoscopy Report and Pathology Order)、循環器領域:血管内画像プロファイル(CATH-IVI:Cardiac Catheterization Workflow - Intra-Vascular Imaging option)、放射線治療領域:Basic Radiation Therapy Objects Integration Profile II (BRTO-II)。
また、「認定技術者制度」や「ベンダロックイン」に関する最新の情報や知見についても提供する。

チュートリアルA-7

開催日時 2022年11月17日(木)15時15分~17時15分 ※受付開始15時00分
開催会場 D会場(札幌コンベンションセンター1階・中ホールB)
オーガナイザー 檀原 一之
主催団体 
(オーガナイザー所属)
日本HL7協会
テーマ HL7 FHIR実装事例のご紹介
座長 檀原 一之(日本HL7協会技術委員会副委員長、情報教育委員会委員長)
演者 木村 通男(日本HL7協会会長、浜松医科大学教授)
安藝 理彦(富士通株式会社)
木村 雅彦(日本アイ・ビー・エム株式会社)
矢原 潤一(日本電気株式会社)
参加申込方法 事前登録
事前参加申込URL 現地開催(セミナー会場)をお申込みの場合:
http://www.hl7.jp/seminar_entry/00211

Web配信(Webex使用)をお申込みの場合:
http://www.hl7.jp/seminar_entry/00212
参加費 無料
医療情報技師ポイント 有(1ポイント)
概要 HL7は2019年1月に、FHIRの最初の正式バージョンR4をリリースしました。FHIRは、医療アプリケーション間で情報を交換するための、一貫性のある実装が容易なメカニズムを提供することを目指しています。
日本国内でも、4種類のHL7 FHIR 記述仕様が厚生労働省標準に採択され、FHIRを実装したシステムの開発が進んでいます。
本チュートリアルでは、ホスピタルショウにおけるHL7 FHIR紹介状連携デモ、HL7 FHIRの日本国内における実装事例について紹介していただきます。

■プログラム
1.富士通と電子カルテユーザにおけるHL7 FHIRの取り組み事例のご紹介
富士通株式会社 安藝 理彦
【概要】
富士通と電子カルテユーザの国立がん研究センター東病院におけるリアルワールドデータ活用に向けたHL7 FHIRの取り組み事例についてご紹介いたします。

2.IBMにおけるHL7 FHIRの取り組み事例のご紹介
日本アイ・ビー・エム株式会社 木村 雅彦
【概要】
IBMにおけるHL7 FHIRの取り組み事例についてご紹介いたします。電子カルテFHIRサーバーのアップデート、SS-MIX2の標準化ストレージをデータソースとするファサード型FHIRサーバー、医療DXなどでの活用事例を予定しています。

3.NECにおけるHL7 FHIRの取り組み事例のご紹介
日本電気株式会社 矢原 潤一
【概要】
NECにおけるHL7 FHIRの取り組み事例についてご紹介いたします。医療情報銀行を中心とするPHR試行におけるHL7FHIR活用事例をご紹介いたします。

4.ホスピタルショウにおけるHL7 FHIR紹介状連携デモ
日本HL7協会会長 浜松医科大学教授 木村 通男
【概要】
2022年7月に開催された国際モダンホスピタルショウにおいて、HL7 FHIRを採用した紹介状の連携デモが行われました。デモの内容についてご紹介いたします。

チュートリアルB-1

開催日時 2022年11月17日(木)13:00~15:00 ※受付開始12時30分
開催会場 I会場(札幌コンベンションセンター2階・207会議室)
オーガナイザー 土屋 喬義
主催団体 
(オーガナイザー所属)
一般社団法人日本Mテクノロジー学会
テーマ ホワイトハッカーの第一歩:Pythonでサーバへの侵入テストを試みる
座長 土屋 喬義(一般社団法人日本Mテクノロジー学会)
本多 正幸(一般社団法人日本Mテクノロジー学会)
演者 鳥飼 幸太(群馬大学医学部附属病院)
山ノ内 祥訓(熊本大学附属病院)
土井 俊祐(東京大学医学部附属病院)
松山 征嗣(トレンドマイクロ株式会社)
参加申込方法 事前登録
事前参加申込URL https://www.mta.gr.jp/tutorial/
参加費 2,000円 ※日本Mテクノロジー学会会員は無料
医療情報技師ポイント 有(1ポイント)
概要 高度化するサイバー攻撃に対し、効果的な防御を設計するとともに、侵入などを迅速に検知し的確に対応するためには、「攻撃者の思考と手段」について理解を深める必要がある。この意味で、システム/ネットワークアーキテクチャやプログラミングを体験し習得することが強く求められている。本学会は医療プログラミングの実践を啓蒙しており、本チュートリアルではPython言語を用い、仮想的に作成されたサーバに対する侵入(ハッキング)についてハンズオンの演習を行う。併せて、マルウェアURLを模したサイトを作成し、攻撃型メールの演習を行うための環境を構築する方法について紹介する。
備考 現地参加とオンライン参加のハイブリッド開催で、事前参加登録が必須となります。登録者にはZOOM Webinarの参加方法をご案内します。

チュートリアルB-2

開催日時 2022年11月17日(木)15時45分~17時15分 ※受付開始15時15分
開催会場 I会場(札幌コンベンションセンター2階・207会議室)
オーガナイザー 岡峯 栄子
主催団体 
(オーガナイザー所属)
一般社団法人医療情報安全管理監査人協会
テーマ DX(デジタルトランスフォーメーション)を見据えた医療情報システムの更新と監査の実際/医療情報の安全管理に関するガイドライン第5.2版適合性チェックリストのポイント解説
座長 蒲池 直樹(一般社団法人医療情報安全管理監査人協会)
岡峯 栄子(一般社団法人医療情報安全管理監査人協会/一般財団法人医療情報システム開発センター)
演者 七種 伸行(久留米大学病院 医療情報センター/医療連携センター)
蒲池 直樹(一般社団法人医療情報安全管理監査人協会)
参加申込方法 事前申込が必要です。当日受付はいたしません。
11月10日(木)までにお申し込み、参加費の振込をお願いします。
事前参加申込URL https://www.imisca.jp
参加費 無料(iMISCA正会員)/2,000円(iMISCA賛助会員)/3,000円(その他)
医療情報技師ポイント 有(1ポイント)
概要 令和3年6月4日に公表された「データヘルス改革に関する工程表について(厚生労働省)」では、患者本人が閲覧できる情報(健診情報やレセプト・処方箋情報、電子カルテ情報、介護情報等)は、医療機関や介護事業所でも閲覧可能とする仕組みを整備するとしており、関連するサービス等の普及や、技術の進展が期待される。一方で、医療業界はICT化に伴い、ランサムウェア、Emotetなどが猛威を振るい、医療機関を狙ったサイバー攻撃が急増し、被害が多発している。医療機関が新しいサービスを導入する際は、適切なリスク分析を行い、安全管理対策を講じることが大前提である。近年、DXという言葉が一般的になりつつあり、医療においても様々な試みがなされている。第1部では、久留米大学病院の、DXを見据えた医療情報システム更新に伴う、医療情報システム監査の事例をご紹介する。また 2022年3月、「医療情報の安全管理に関するガイドライン第5.2版」が公表された。本ガイドラインは利用用途に応じて閲覧しやすいように本編と別冊に分かれている。また、併せて「医療機関のサイバーセキュリティ対策チェックリスト」及び「医療情報システム等の障害発生時の対応フローチャート」が公開されている。第5.2版では、医療情報の電子化に伴う安全管理について詳細に示しており、サイバーセキュリティ対策としてのバックアップのあり方、医療システムと連携する外部サービスやアプリケーションとの連携における利用者の認証・認可に関する記述、電子署名に関する記載を整理などが明記されている。一般社団法人医療情報安全管理監査人協会(iMISCA)では、「医療情報の安全管理に関するガイドライン適合性チェックリスト」を公開しており、このたび第5.2版(2022年3月)に対応した適合性チェックリストを作成した。第2部では、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第5.2版」に対応した適合性チェックリストのポイントを解説する。
備考 参加は、ZoomウェビナーでのWeb視聴 もしくは現地会場です。